シリーズ第1回の今回は≪腎臓の働き≫について勉強しましょう。
腎臓の働きには、以下の5つがあります。
透析技術はこの30年で大きく進歩したとはいえ、腎臓と全く同じ働きをすることは出来ません。
上記の1~4は血液透析で代用出来ますが、5は透析では補えないので薬や食事療法で対処して行きます。
また、腎臓は一年365日一日も休まず働き続けますが、血液透析は一回4~5時間を週3回しか行なわないので、透析患者さんの腎臓の働きは絶対的に不足しているといえます(たとえば4時間透析の人では一年にわずか26日しか腎臓が働いていない計算になります)。
だから、透析を受けながら元気に長生きする為には日常のセルフケア(自己管理)がどうしても必要になって来ます。